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今年の春に、町田の東急ツインズで展示した
「町田稲荷の狛狐」の作品を一部ですが紹介いたします。

「町田稲荷の狛狐」では、町田の今昔をテーマに、
今の風景の中に、昔の建物や人物を入れることで、
町田に住む、どの世代でも楽しめる内容を表現しました。

展示のタイトルにもある町田稲荷は、
小田急線町田駅にある稲荷神社です。
今回の展示では、その稲荷神社に住む狛狐達が
人間の姿に化けて、1日だけ町田を徘徊する、というお話でした。
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町田稲荷は小田急線町田駅ビルと道路の間にある本当に小さな稲荷神社です。
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現代の町田を散歩し始めるきつねたち。
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市制パレードと今はもうない都南デパート。
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まほろデッキから、今はない大正堂を見ています。パリオはまだ健在です。
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戦後間もなくの仲見世商店街の風景。物を並べれば売れた時代とのことです。
これらは展示作品の一部ですが、
最後には狛狐達も自分たちの稲荷神社に帰る、というシンプルな話でした。

今回の展示では昔の町田の資料を集めることがとても大切でした。
現代のように、スマホで気軽に写真をパシャパシャ撮れる時代ではなかったので
限られた写真を主軸に作品を描いていきました。
中にはどうしても見つからない資料などもあり、そういうときは
地元で老舗店を営んでいる方々にお話を聞くことで
見つからない部分を補ったりもしました。

そのような課程を歩んで作品を作っていると、
街というものは、やはり人でできているのだな、とつくづく思うのでした。
写真も残していくべき大切な財産ですが、
それ以上に貴重なのはその記憶を持っている昔を生きた方々なのだな、と。

「町田稲荷の狛狐」は、また機会を見つけて展示したいと思っておりますので
その時はまたお知らせ致します。